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2009年10月31日土曜日

十三夜


日本には、古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習があります。
お月見というと旧暦八月十五日の「十五夜」が一般的ですが、旧暦九月十三日の「十三夜」もまた美しい月であると言
われています。十五夜はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、十三夜の月見は日本だけの風
習のようです。昔から十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけでは
「片月見」と言い、嫌われていたからです。今の時期、旬の穀物の栗や豆を神棚などに供えることから、十三夜を「栗名月」
とか「豆名月」とも呼ばれているそうです。

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