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2011年4月22日金曜日

被災地の高校生の手紙

助けてください。
福島県南相馬市の女子高校生です。

わたしは友達を津波でなくしました。
私の友達は両親をなくしました。
私の無二の大親友は、南相馬でガソリンがないため
避難できずにいます。

電話やメールでしか励ますことしかできません。
親友は今も放射能の恐怖と戦ってます。
だけどもう、諦めてました。

まだ16なのに死を覚悟してるんです。
じわじわと死を感じてるんです。
もし助かったとしてもこの先放射能の恐怖と
隣り合せなんです。

政治家も国家もマスコミも、専門家も原発上層部も、
全てが敵です。嘘つきです。
テレビでは原発のことが、放送されなくなりつつあります。
同じ津波の映像や、マスコミの心ないインタビュー、
口先だけの哀悼の意、被災を『天罰』と言った政治家。

政治家は、お給料でも貯金でも叩いて助けて下さい。
彼らの贅沢をやめて、被災者を生きさせて下さい。
命令ばかりしないで、
安全な場所から見てないで、
現地で身体をはって助けてください。

私達は・・・見捨てられました。
おそらく福島は隔離されます。
完全に見捨てられます。
国に殺されます。

私達、被災地の人間は、この先ずっと被災者を見捨てた国を、
許さないし恨み続けます
これを見てくれた人に伝えたいです。

いつ自分の大切な人が、いなくなるかわからないです。
今隣で笑ってる人が急にいなくなることを
考えてみてください。

そしてその人を、今よりもっと大切にして下さい。
今、青春時代をすごす学校が、遺体安置所になってます。
体育や部活をやった体育館には、
もう二度と動かない人達が横たわってます。

どうしたら、真実を一人でも多くの人に伝えられるのか・・・
一人でも見て貰えれば幸いです。
考えた末、勝手ながらこの場をお借りしました。
ごめんなさい。
そして、ありがとうございます。


4 件のコメント:

Angela Häring-Christen さんのコメント...

私は簡単な言葉で書いてみませんか?
いくらあなたと福島の距離?
放射線は見ることができない。
私たちは、日本の人々について考える.
私たちは願っています。
かしこ Angela

HANS-PETER ZÜRCHER さんのコメント...

卓越活動

静かな風の赤の葉

光の範囲

©ハンスピーターザーチャー

私達の思考が日本であなた達と共にあります

ハンス=ペーター Hans-Peter

三太 さんのコメント...

◎Angelaさん、こんにちは。

福島との距離500Km放射線の影響は有りません。
でも同胞の苦難は自分の痛みでも有ります。
有難うございます、コメントを

三太 さんのコメント...

◎hans-peterさん、こんにちは。

◎私達の思考が日本であなた達と共にあります
◎有難いコメントを下さいまして感謝しています。