NHKで司馬遼太郎原作のドラマが始まりました、我が父母の生まれた時代のことで興味深く見ていますが
18歳で校長になり後の陸軍大将として日露戦争で活躍した秋山好古と弟の秋山真之そして正岡子規の3人の
結びつきを主題に明治の正に生まれたての日本の姿を描くドラマです。
明るい未来に向かい若者たちが奮い立ち我も我もと出世を目指して明治政府の手足となるべく全国から集まり切差琢磨した時代、司馬遼太郎は戦争の内容に随分とページを割いていたと聞いているがドラマでは果たしてどうなるか見ものである、司馬遼太郎にしても本来の時代の掘り下げが限定したこと戦争に勝利したことや近代化を成し遂げたことは重点にして書き上げていたようであるが明るい面ばかり強調して明治時代の暗部には触れていない模様ですたとえば100年を迎える朝鮮併合などの記述はほとんどないし時の政府の対応には充分な検証はされていない模様である。
司馬遼太郎なる大作家が何故に記述しないかは預かり知りませんがドラマでも暗部については詳細は出てこないでしょう日清、日露の戦争の勝利が軍部の強大化を促進し後の太平洋戦争の敗戦の結末を生み出したことは歴史の事実であると私は思う。
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