いつも松平郷園地の天下茶屋さんからいろいろの情報を頂いていますが
今回は少し珍しいイイギリの実を頂いた。
松平城址から、展望テラスに向かう散策道の途中で、イイギリ(飯桐:イイギリ科の落葉高木)の赤い実がたわわに実っていました。
遠くから眺めると、まるで赤い花が咲いているようにも見えますが、近くで見ると赤いブドウの房にも思えます。イイギリの樹高は15~
20m程になり、太い幹から放射状の枝が伸び、端正で規則正しい樹冠も見せてくれます。西日本に広く分布している樹木といわ
れますが、あまり固体数は多くないようです。これはこの木が雌雄異株で、必ずしも全てが結実しないこと。それと表皮が柔らかく、害
虫(カミキリムシ等)に弱いため寿命が短いからと言われています。イイギリの名前の由来は、葉(写真3枚目)が桐の葉に似ており、大
きな葉を、昔はご飯を包むのに使ったことから「飯桐」と言うようになったそうです。
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